こんにちは、食育子こと管理栄養士の川村郁子です。
最近私が非常にハマっている調理家電が...「電気圧力鍋」です!
(シロカの電気圧力鍋を持っています)
先に言っておくと、電気圧力鍋は本当に買って良かった家電ナンバーワン!!です。
- 時短調理をしたい
- 特売のお肉をとろとろに柔らかく煮たい
- おでんやスープ、シチューが好き
- 煮込み料理をコツなしで上手く作りたい
- 料理をしながら洗濯や掃除などキッチンから離れてマルチタスクをこなしたい
こんな方は、是非是非手に入れて欲しい超便利アイテムです!
では、電気圧力鍋のどんな点が素晴らしいのか、購入して良かったのかこれから、解説していきたいと思います。
電気圧力鍋の良いところ(メリット)
①時短で美味しい煮込み料理が作れる
例えば、こんなことはありませんか?
「仕事が終わって帰宅してから、スープ類や煮込み料理を食べたいけど、火加減をずっと見るのが面倒 」
そんな時に、電気圧力鍋は重宝します。なぜならば、材料をパパっとカットして、セットすればあとは圧力8~15分程度で勝手に
”とろとろ~ジューシー””ホロホロ”
に調理してくれるからです。帰宅して、冷蔵庫の残り物の野菜やお肉、コンソメスープの素をぶちこんでスイッチオン
すると、他のサラダやおかずを準備している間に、あっという間に↑こんな美味しい肉団子スープが出来上がっているのです。
私は正直、最初使ったときは魔法かと思いました。
しかも、鍋で作るよりも素材が柔らかい!!!味が染み込む!!ホロホロ
何時間もコトコト煮込んだような、旨味ぎゅ~っと染み込んだ一品を作ることが出来ます。
②特売の安いお肉も柔らかくなる
例えば、電気圧力鍋はスープや鍋もの以外にもこんな使い方ができます。
- 豚の角煮
- 鶏ハム
- チャーシュー
「スーパーの特売で買ってきたお肉は煮込んでも硬いから、料理方法に困るのよね~ 」
そんな場合、電気圧力鍋で調理すればリーズナブルなお肉でも圧力のチカラでホロホロと柔らかくジューシーに美味しく仕上がります。
さらに、電気圧力鍋でない普通の圧力鍋を使う場合に不器用な私はよくチャーシューや角煮系の料理を焦がすんですよね。
(水分が少なく、糖の多い料理は火加減や時間をミスすると焦げやすい)
ですが、電気圧力鍋を使っていて焦がしたことは今のところありません。それどころか、普通の圧力鍋よりも失敗なくジューシーに仕上がっています。
③栄養のバランスをとりやすい
これは、是非とも管理栄養士としてもお伝えしたいことなのですが
- スープ
- 鍋
- 煮込み料理
って一度にたくさんの野菜を一気にそしてカンタンにとることができる栄養バランスメニューの1つなんですね。
その中でも、電気圧力鍋を使った料理は、なかなか火の通りにくい大根や人参、レンコンなども柔らかく仕上がりますし
根菜類だけでなく白菜やキャベツなどもトロトロ~と美味しく、旨味が染み込むので野菜を美味しく食べられるのです。
素材の旨味が出るので薄味でも美味しい!
(レシピ① ”玉ねぎと小松菜のショウガたっぷり薬膳スープ” 玉ねぎ、小松菜、生姜、鶏がらスープ、くこの実を入れてスイッチオンするだけ!玉ねぎの旨味が溶け込んで、ポカポカ温まる薬膳スープ。尚、完成図は取り忘れた模様)
さらにスープの中に野菜の旨味が溶け込むので、いつもより薄味にしても素材の味で充分に美味しくなるんです。
(レシピ② ”エリンギたっぷりトマトスープ” トマトホール缶、エリンギ、鶏むね肉、人参、コンソメスープを入れてスイッチオンするだけ!トマトの酸味が美味しくむね肉も柔らかくジューシーなスープ。尚、完成図は取り忘れた模様)
ですので、スープ類はお肉やお魚、魚介類、そして野菜やきのこを一気に食べられるので1品で色んな種類の食材を盛り込むことができるんです。
また、スープにすることで茹でや炒めで損失してしまう栄養素も、汁と一緒に捨てることなく取り入れることができます。
つまり、まとめると
「1品で栄養バランスもとれ、スープ類だけど減塩もできて、時間も短縮」
することが可能になるのです。
④ほったらかし料理が可能
電気圧力鍋と普通の圧力鍋の大きな違いと言えば「そのままほったらかしで料理ができる」ということではないでしょうか。
使い方も見た目もイメージは「炊飯器」です。
(炊き込みご飯を作るイメージでスープや煮込み料理が作れると思ってください)
ですので、材料だけカットして入れたら
(レシピ③ ”デミグラスソースのビーフシチュー” 牛肉、ジャガイモ、人参、玉ねぎ、ローリエ、デミグラスソース1缶、コンソメスープ、赤ワイン、バター、トマトケチャップを入れてスイッチオン。加圧15分でレストランのようなビーフシチューに!)
(↑クリスマスディナーで、大活躍!!フライドチキンに手間取るので、ビーフシチューはほったらかしでもあっという間に完成)
また、帰宅して何か料理を作らないといけないのに
- 洗濯物もたたまないといけない
- 掃除もしないといけない
と忙しいときにも、ほったらかしながら料理ができるので、家事を他にもしながら料理も作れるのが素晴らしいと思います。
↑チーズダッカルビや、もつ煮もほったらかしで簡単に作れました。
⑤味が失敗しにくい
あと、これは料理が苦手な方にすごく嬉しいメリットだと思うのですが、電気圧力鍋は火加減の調整が不要なので
付属のレシピ通りに材料・調味料・水を加えさえすれば、どんな人でも美味しく作れる
というのも、良い点です。特に料理のお悩みでよく聞くのが
「レシピ通りに作ったのに失敗した」
「焦げてしまった」
という、主に”火加減”が原因で起こる失敗です。正直、わたしも火加減は難しいと思います。
なぜならばレシピ本に「中火で~」と書かれていても何となくの目安でしかないですし”こんがりキツネ色”も人によって変わりますからね。もう経験を積むしかない。
また、分量がレシピの倍になれば、水分量が変わり味は変わります。その時の湿気や季節も影響しますし、使う器具も違えば分量が同じでも味は変わってきます。
しかし、電気圧力鍋は火加減は機会が勝手にやってくれるので、分量通りに材料を入れさえすれば味が決まりやすいのです。
実際に買うなら、どの電気圧力鍋がおススメ?!
では、電気圧力鍋を購入する場合にはどのメーカーのものが良いのでしょうか。
ここに関しては、私も全ての電気圧力鍋を買って試したわけではないので、断言ができないのですが
「何を重要視するのか」
によって、違ってくるのではないかと思います。今後、ほかの機種を購入してみるかも知れないのであくまで現時点で私が思う「電気圧力鍋」の特徴を挙げていきたいと思います。
①コスパを重要視するなら「シロカ」
私は、シロカを購入すると決めた理由が「見た目のオシャレさ」「価格の安さ」「機能の豊富さ」
でした。実際に購入した機種は、圧力だけでなくスロー調理などもできるものです(1台6役のD131を購入)
また、キッチンまわりを「ブラック」に統一したかったので
ルックス面でも「シロカ」か「アイリスオーヤマ」かな...という感じでした。
で、結局「とりあえずリーズナブルなものでもどれくらい便利か試してみよう」と価格の安いシロカにしたという感じです。
ちなみに、シロカを使ってみてのデメリット面は 蓋の開け閉めがネジ式でちょっと面倒 ということくらいですかね。ですが、内鍋がテフロン加工なので焦げにくくて好きです。
口コミによると“内蓋を忘れて使用すると即壊れてしまう”と多くあったので、使う際にも注意だそうです。また、意外と容量が小さいと思ったので
- 「家族が3人以上」
- 「家族が2人でもいっぱい食べる人」
- 「大量に作り置きしておきたい」
場合には、2Lではなく3L以上のものをおススメします。
★余談
ちなみに、1台で6役(加圧、炊飯、温め直し、スロークック、無水、蒸し)の機能が付いているものを購入しましたが
現在のところ、結局時短になる「加圧機能」しか使用していません!笑 ...だったら、もっと安いシロカの下位モデルでも良かったかも?
②機能性を重視するならホットクック
正直なところ...もしも予算に余裕があったら、シャープのホットクックにしたと思います。それくらい、ホットクックは評判がイイ!!
また、操作性も良いらしくタッチパネル式でカンタンに美味しく調理ができるようです。また、機種によっては100レシピくらいあるようなので、1台で色んな料理を試したい場合にも良さそう。
また、シャープのホットクックは「無水調理」の機能に力を入れているらしく
- 無水カレー
- 無水シチュー
など、野菜の水分のみで美味しく調理をしたい人などにも向いているようです!
(ホットクックは、いつか絶対に購入したい!)
また、音声ガイドもあるので、説明書を読むのが苦手な方や機械オンチな方も使いやすいそうです。
③タイマー機能が便利なプレッシャーキングプロ(ショップジャパン)
ショップジャパンの商品「プレッシャーキングプロ」も、最終的にシロカと迷った商品です。この商品の特徴としては
タイマー機能が使えて便利 といったところでしょうか。
電気圧力鍋で、価格が安い物は「保温機能」や「タイマー機能」が付いていないものも結構あるんですね。
(炊飯器のように帰宅時間を予測して調理。。。でなく、帰宅してからスイッチオンするものが多い印象)
ですが、プレッシャーキングプロは1万円台と比較的手に入りやすい価格でタイマー機能が付いているのが良いと思いました。
他にも、コイズミの圧力鍋やアイリスオーヤマなど色々と悩みましたが、次に購入する機会があればまたレビューを追加していきたいと思います!
電気圧力鍋を購入する際の注意点
最後に、電気圧力鍋を選ぶ際に注意しておいた方が良いポイントを挙げていきたいと思います。
①サイズと電気圧力鍋の置き場所
まず、せっかく電気圧力鍋を買っても、収納していて出番がないと勿体ないですよね。
そこで、是非とも購入する際にはキッチンの中で「どこに置くか」をサイズなども採寸した上で決めてから購入されることをおススメします。
炊飯器と同じような感じで、毎日使った方が便利なので、炊飯器の横とか上とかに設置するスペースを確保しましょう。
②何で使いたいか用途を絞っておく
私が実際に電気圧力鍋を購入してから気付いたことなのですが、買う前は
- 「無水調理も楽しそう~」
- 「ごはんも炊ける機能ほしい~」
- 「スロー調理でゆっくりと加熱してみたい~」
などと思っていたのですが、実際には
「ハイ!!仕事終わった!ハイ!!料理!!ハイ!!時間ないから加圧で即席スープ!」
みたいな時短調理でしか使っていません笑
つまり、ある程度自分の生活スタイルを把握し機能を絞ることで、購入金額ことができます。
③操作性は家電量販店でチェックしておく
また、メーカーによって操作方法が違うので、家電量販店などで使い方をチェックしてみると良いでしょう。
(その際に、実際の大きさなどもついでに確認してみましょう。ちなみに実際にホットクックを見たら大きすぎて断念しました)
あとは、口コミなどを細かくチェックすることをおススメします。
まとめ 「電気圧力鍋は時短で美味しい料理をしたい人に是非おすすめ」
これまで、電気圧力鍋についての熱い想いを語って参りましたが、本当に買ってよかったと思っています。家族がいても一人暮らしでも、とても便利です。
(特に、一人暮らしでコンロの数が限られている場合に、すごく便利)
また、この記事を書いた時期はちょうど年末なのですが、クリスマスディナーでも大活躍しただけでなく
おせち料理でも
- 黒豆
- 筑前煮
- 角煮
- 牛肉のしぐれ煮
などで大活躍しそうです♪(また、冬はおでんも食べたくなる季節。煮込み時間のかかるおでんも簡単に美味しく電気圧力鍋で作れそうです)
現代人は仕事や家事・育児・学業などに追われて忙しいですが、家電を上手く使ってカンタンに美味しく、そして栄養バランスも整った食事を取り入れて
少しでも楽して、良いと思います!
(今日のおさらい 電気圧力鍋はとても便利でした)
食育子@ズボラ管理栄養士
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