こんにちは、食育子こと管理栄養士の川村郁子です。
「何だかむしょ~うに、カレーが食べたいぜ!」
というとき、ありませんか?!
私はおせちに飽きた1月3日ごろから「カレー!!!カレー!!!とにかくカレー!!!」わ~!!!
というカレー病に侵されておりました。
ちなみに、その時の気分は「なんだか和風カレーた食べたい!」だったので、出汁をきかせた和風カレーにしました。
和風カレーを美味しくするコツ
ちなみに、和風カレーのポイントとしては
- だし汁を入れる
- 醤油を入れる
- 白だしを入れる
- 具材を大根とかレンコンとか煮物っぽくする
- 何なら煮物のあまりでカレーを作る
というのがありますが、今回私が選んだのは「あごだし」のだし汁です。お正月のお雑煮の出汁で使ったあまりを活用しました。
そして、具は旬の“牡蠣”にしてみました。
それでは、レシピいきます!
和風牡蠣カレーのレシピ(2人分)
(あ、適量なのでざっと材料です!悪しからず。あと、大人味です。)
- 牡蠣 1パック(200gくらいかな)
- イカ 1パック(刺身用のが安くなってたので入れただけ)
- 玉葱 1個
- 人参 1本
- 大根 1/5本
- しょうが:1かけ
- カレールウ 適量
- あごだし 1パック
★スパイス★2~3振りずつ
- ガラムマサラ
- クミン
- ターメリック
作り方
①材料を油(分量外)で炒める
②水を加え、だし(あごだしパック)を加えて煮込む
③火を止めてカレールウを入れて、スパイスをお好みで振りかける(辛め&スパイシーが好きな人は、ガラムマサラ多めが良いです)
④とろみをつけて完成!
(サイドメニューは、カブの葉のきんぴらと、キャベツのコールスローサラダ)
食育子がよく使うカレールウ
ちなみに、友人などによく質問されるのですが
[voice icon=”http://shokuikuko.net/wp-content/uploads/2017/11/FreshPaint-39-2017.05.21-05.10.17.png” name=”Aちゃん” type=”r line”]どんなカレールウ使うの?![/voice]カレーを作る際に大事なカレールウ問題!!
カレールウは混ぜると良いよとか、実家の味は必ずこれ!とかあるかと思いますが
ちなみに、私がよく使うのは フレークタイプ(サラサラ)のカレールウです。
①エバラ 横浜舶来亭 カレーフレーク
あくまで私の感想ですが、この↑カレールウは味が決まりやすい!また、少し薄い場合も微調整できるのが便利です。スパイシー。
②コスモ食品 直火焼き リンゴカレールー
これも大好き!!煮物余ってたら、このリンゴカレールーを加えるだけで、カンタンに美味しいカレーが作れます。便利。大好き(二度目)
③S&B ディナーカレー フレーク
これ、1kgで業務用なんですけど、大好きなカレールウの1つで イメージでいうと「食堂の美味しいカレーの味」になります。
実際に、前に病院栄養士をしているときにすごくその病院食の「カレー」が美味しかったのですが、料理長がこのS&Bディナーカレー を使って
隠し味に「すりおろしにんにく」と「すりおろしショウガ」を入れて作っていました。
それが絶品!!!だったのなんのって。カレーの日は患者さんも喜んで、ほとんど完食!!!だったんです。
[voice icon=”http://shokuikuko.net/wp-content/uploads/2017/03/IMG_0059-e1508168122586.jpg” name=”食育子” type=”l line”]給食、残さず完食ってありがたいですよね![/voice]あくまで、挙げたカレールウは私の好みなので、色々試しながら自分の好みの味を見つけてみましょう!
安いカレールウを専門店っぽく美味しくするコツ
では、上記のような カレールウではなく
- スーパーのプライベートブランドカレールウしか手に入らなかった!(PB商品に失礼だなおい!笑)
- 100均のカレールウしかないんだけど
など、自分好みのカレールウが手に入らなかった場合に、美味しくするコツを最後にご紹介します。
①ガラムマサラはすごい
まず、カンタンにプロっぽいカレーの味にしたい場合は、100均などでも売っているパウダータイプの「ガラムマサラ」を入れましょう。
もうそれだけで、スパイシーになって「あれ?カフェのカレー?!」ってなります。
よりエスニックな風味が好きな方は「クミン」や、もっとクミン感ほしい人はパウダータイプではなく「クミンシード」を入れると本格的な味になります。
ガラムマサラや、クミンを入れることで「スパイシー感」が増せます。
②すりおろしのショウガはすごい
S&Bのカレールウのくだりでも話しましたが、普通のカレールウにすりおろした「ニンニク」や「ショウガ」を入れると一気に本格的なカレーの味に仕上がります。
生のニンニクやショウガをすりおろすのが面倒だったら、チューブタイプやパウダータイプもあるので、お好みで使いましょう!
すりおろしたショウガを加えることで「ピリ辛」な風味と味の深さ
すりおろしたニンニクを加えることで「甘味」と「旨味」そして「ピリ辛」な風味をプラスすることができます。
③ローリエやローズマリーはすごい
私は、カレーの中にときどき「トマトホール缶」や「トマトジュース」を加えてトマトカレーにする時があるのですが
そのトマトカレーを作る際には”ローリエ”や”ローズマリー”を入れて、ハーブ風味を強くします。
ローリエは食べる前に、取り出してください(ローズマリーは、そのまま食べてOK)
④バターもすごい
「こってりコクのあるカレー」が好きな人はバターを追加するという方法もあります!
最初、たまねぎなど野菜を炒めるときにバターで炒めて香りを出しましょう。
⑤ウスターソースは最強
カレーはカレーでも「食堂っぽいカレー」が食べたくなったときは、ウスターソースを隠し味で加えます。大匙1くらいです。
そうすることで、野菜の旨味と酸味が上手にプラスされます!ウスターソースはカゴメのものをよく使っています。
⑥すりおろしリンゴも良い
また、辛いのが苦手な方や、カレーの中に”甘さ”を求める方には「すりおろしのリンゴ」を加えても良いでしょう。
リンゴって、本当にすごいなと思うのが、甘い果物であると同時にほどよい酸味もあり、料理にも上手に溶け込むんですよね。
また、ペクチンという繊維質が豊富なため、カレーに加えると独特な”トロミ”を加えることができます。
本格的なカレーの際には甘味を加えるために”チャツネ”という甘いジャムのような調味料(リンゴや玉ねぎなどから作る)を加えたりもするのですが、りんごをすりおろすのが面倒なときにはチャツネを入れても「甘味」「コク」「爽やかな酸味」が加わるのでおススメです。
ちなみに私は、常にチャツネを用意しているわけではないのでリンゴもない!チャツネもない!という場合には「ゆず茶」をリンゴの代わりに加えています!笑
⑤いろんなスパイスが面倒だったら「カレー粉」をプラスしよう
最後に...いろんなスパイスや隠し味をご紹介しましたが
「スパイスやハーブはどれをどれくらい入れていいのか分からない」
「ハーブを入れすぎて失敗したことがあるから、怖い」
という場合には、カレー粉を少しプラスするという方法もあります!カレー粉の中にすでに”ガラムマサラ”や各種スパイスが調合されてちょうど良い味
になっているので、よく分からない場合は、カレー粉を入れてみましょう!
(カレー粉って...買っても余らない?!という方。今度、別の記事でカレールウを使わずカレー粉で本格カレーを作る方法もご紹介しますね!たぶん!笑)
まとめ
今回は、あごだし入りカレーの作り方から、カレーにちょい足しすることで、より本格的な味するポイントをご紹介しましたが
カレーはとにかく個人の好みを表現する料理といっても過言ではありません。
ほかにも巷で言われるいろんな隠し味やポイントがありますので、色々試してみて、自分好みの味を作ってみてください!
食育子@ズボラ管理栄養士
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