こんにちは、食育子こと管理栄養士の川村郁子です。
さて、こちらも先週のお仕事でレポですが、服部栄養専門学校の栄養士科さんにて特別授業をさせていただきました!
内容は「フリーランスの管理栄養士として生きるには?」
服部学園では普段から調理師科で授業を担当しておりますが(食品衛生学)
今回は初めての栄養士科さん=同業の卵さんたちへ向けてのお話でした。
普段は、教科書に沿った授業なのですが今回は
「私が管理栄養士になった理由」
「管理栄養士としてどんな経験を積んでいったのか」
「フリーランスとして独立してからどんなことがあったのか」
そんなお話をさせて頂きました。
…しかし、私は思ったんです。
ただ普通にそういう話をすると、恐らく学生さんたちは
「ふーん、また自慢か。たまたまアナタの運が良かっただけで、私はアナタみたいに器用じゃないから」
そう思ってしまうのではと考えました。
なぜならば、私も今まで学生だった時にそういう方のお話を聞いても
・へー自慢ね
・へーたまたまラッキーだったのね
・結局流されて今の地位になってるだけで強い意志ではなかったのね
自分は大変ひねくれ者なので、そう思っていたからなんです。笑
学生時代に、どこかの大きい病院の栄養管理室で管理栄養士をしていた方の話を聞いても年齢離れ過ぎて
(当時は、まだ委託給食会社とかもなく直営の病院栄養士になろうとしたらなりやすかった時代だったり、栄養士から登録で管理栄養士になれた時代だったり)
まったく参考になりませんでした。
私がただの自己満で話す時間って学生さんの為に何にもならない。
せっかくお話をするなら、1つでも今日から活かせる内容をお伝えしたい。
なので、私自身がかなり最悪なパワハラの職場状況からスタートして、自力で這い上がって病院で何とか厨房責任者になるまでに
「実際に何を行ってきたのか」
「どんなステップを踏んで、こうなったのか」
をなるべく、誰でも、学生さんの生活でも応用しやすい方法でお伝えさせて頂きました。
具体的に何をやったのかをまとめた記事がコチラです↓↓
また、2011年に上京してフリーランスになってからの経緯も包み隠さずお話させていただきました。
・無職
・人脈なし
・経験もお金もなし
とにかく何もない25歳の世間知らずな小娘が、バックアップも何もないままどうやって独立という流れになってきたのか
結果論ではありますが、何をやってきたから今に繋がってきているのかという話や
「たくさんの失敗談」もお話させていただきました。
きっと栄養士さんになろうと決意した時点で、何かしら共通する理由があったのではないかと思います。
しかし、学校生活を歩んでいく途中や社会に出て理想と現実とのギャップに傷ついてもう夢を持てなくなってしまう人もいるかも知れません。
ライフスタイルの変化に応じて、違う目標を設定したのかも知れません。
ですが、本当に達成したことがあるのであればいくつになっても貫いて欲しいなと思っています。
もう私は病院の栄養士ではなくなって10年ほど経ちますが、少しでも将来の参考になりますと嬉しいです。
食育子@ズボラ管理栄養士
最新記事 by 食育子@ズボラ管理栄養士 (全て見る)
- 【ご報告】第一子を出産しました。 - 2023年9月18日
- 九州風のお花見弁当「かしわおにぎりと鶏天弁当」 - 2023年3月8日
- 米粉で作るバナナマフィンとレモンマフィンのレシピ【コツいらず!バター不使用】 - 2023年2月15日