好き嫌いや偏食があっても大丈夫な理由
先日、マイナビウェディング様にて、ママ向けの食育講座をさせて頂きました。
お子様の年齢層は0~3歳くらいで、お子様も一緒に参加OKの講座でした。
以前、こちらの記事で投稿したイベントです!

テーマは「ママの不安を取り除く」
さて、今回こちらで食育講座を開催させて頂くにあたり私は「テーマ」を設定させて頂きました。
そのテーマは「ママの不安を少しでも取り除きたい」...例えば
『好き嫌いが激しい』
『野菜を全く食べないのだけど大丈夫かしら?』
『他の子より発達が遅いのだけど大丈夫かしら?』
このように悩むママも多いかと思います。
さらにそのように悩んでいる時って、周りの人がお節介でいったような言葉
「それは、あなたの料理が美味しくないからじゃないの?」
「あら、うちの息子は何でも食べたけどね?最近の子は弱いのかしら」
とか、ちょっとした悪気の無い一言で自分が責められているように感じて辛くなってしまうのではないかと思うんです。
(もし、自分がこのような立場だったらそう思いそうだと思ったので)
自分のことだったら何を言われてもある程度はガマンできるけど
自分の子供が自分のせいで、何かがダメなんじゃないかと言われると、すっごく傷つきます。
なので、私はそんなママさん方に向けて栄養学的な見地から”大丈夫ですよ!”
ということをお伝えさせて頂きました!
好き嫌いがあっても、別の食品で補えば大丈夫!
例えば「うちの子は、ピーマンやホウレン草みたいな緑の野菜は全く吐き出して食べないんです」
このような悩みを抱えている方もいるかと思いますが
ピーマンの主な栄養素は「ベータカロチン」「ビタミンC」「ビタミンK」なんですね。
ということは、お子様が「カボチャ」「人参」「トマト」が食べられたらそれを食べたら良いんです。
「ご飯を食べないんです」という場合でも、糖質を摂取してエネルギー源にしたいという目的なので
「バナナなら食べる」ならそれでOKだと私は思います。
Aを食べないからもうダメということはないんです。
Bを食べればよいんです。
Aが苦手でもそれが個性ですからね!
偏食があってもいずれは大きくなるから大丈夫!
また、お菓子などは沢山食べるのに、普通の食事だとあまり食べませんというパターンも
基本的には成長していく過程で落ち着きます。
そして、偏食していてもちゃんと育っていくから大丈夫です。
小さい頃に野菜が苦手だったけど、途中ですきになったり食べられるようになった人もいますよね
あとは、もう少しお子さんが大きくなってきたら是非”一緒に料理”を作るようにしてみると良いですよ。
(福岡の姪っ子ちゃんたちと↑)
小食でも自分が作ったものって愛着がわくのです。
だから、「自分が作ったものだったら食べよう」という気持ちになったりするんです。
包丁を使わせるのが怖くても”混ぜるだけ”とか”盛り付けるだけ”でも良いので
是非、いっぱい散らかしながらもさせてみてくださいね!
食育講座の感想アンケート
では、せっかく頂きましたのでここで今回のイベントの感想をご紹介します♪
①食育講座も添加物など気になっていたことが聞けて良かったです!
(今回、食品添加物のことについてもお話させて頂きました!
厚生労働省でどのように許可がなされているのかなど、科学的根拠に基づいた真面目なお話もしました)
②素敵なイベントに参加できてよかったです。
離乳食期は過ぎているが、
③食育にとても興味があったので参加してよかったです
同じ栄養素でおぎなえばOKというのはなるほどと思いました!
④栄養バランスや組み合わせのことなど、
写真撮影も良い思い出になりました。
④自分の聞きたいことがたくさん聞け、
当たり前のことで気にしなくても大丈夫と言われてほっとしました
私が、当初目的としていた「不安を取り除いて、ホッとして頂く」という思いが少しでも伝わっていただけたようで嬉しく思います♪
全国の頑張り屋さんなママへ
きっと、目まぐるしく毎日が過ぎて行って、何をやったら良いのかよく分からなくなってしまったり
自分を責めてしまったり、コレで良いのか不安になってしまったりすると思います。
きっと、今回の講座に参加してくださったママさんたちも、すごく勉強熱心で頑張り屋さんだと思います。
だからこそ、たまには手を抜いて、肩の力を抜いて、休んで欲しいと思います。
だから、「昔はこうだった」「あぁだった」という言葉に全く傷つかなくて良いんです。
スルーして、”時代は変わったから仕方ない!”でいいんです。
気を抜いて、楽をして、笑って
そのママの笑顔が、子供にとって一番の幸せだったりしますよ♪
食育子@ズボラ管理栄養士
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