病院栄養士、臨床管理栄養士を経験したことで得られたスキル
こんにちは、管理栄養士の食育子さんこと川村郁子です。
私は、新卒で委託給食会社に入社し、病院栄養士を経験しました。
「1年目」は主に厨房で調理補助業務でしたが
「2年目」からは出向栄養士となり、栄養課の責任者として
管理栄養士業務を行っていました。
さて、私が業務を行っていた病院は病床数も小さいところでしたので
管理栄養士業務のみならず
1厨房の補助
2衛生管理
3献立作成
4検品
5発注
6スタッフ管理
なども行っていました。
病院栄養士のマルチタスク
例えば..デスクで献立作成をしている途中で
厨房の調理スタッフさんから①「これ、どうやって作るの?」
という質問にお答えしている途中で
「こんにちは~!」
と②お魚屋さん、③お肉屋さん、④牛乳屋さん、⑤冷食業者さんなどがひっきりなしに来るのを
検収しながら
さらに病棟から内線で⑥「入院1名追加がありましたので、給食お願いします!」
に対応しながら、⑦栄養管理計画書を作成しながら
⑧病棟に上がり患者さんの栄養状態をチェックしたり
⑨栄養指導を行うという
いわゆる「マルチタスク」を日々行っていました。
最初は目が回るような忙しさに、へこたれそうでしたが
この経験のおかげで、同時並行で作業を進められる
「マルチタスクのスキル」が得られたように思います。
病院時代のマルチタスクスキルのおかげで...
マルチタスク=同時並行の仕事に慣れて、良かったなと思うのは特に
「フリーランス」になってからです。
私の場合、今は同時期に8件以上の案件が進むことがよくあるので
朝目覚めたら①「専門学校講師の人」
次の日起きたら②「新規食育イベント企画の人」
さらに次の日起きたら③「メニュー監修の人」
また、その仕事の合間合間で④「WEBコラム監修の人」だったり
クライアント様に対する⑤「栄養指導を行う人」もやりつつ
⑥食育イベントの企画をする人にもなったり、⑦料理教室を主催する人になったり
⑧撮影用の料理を作る人、⑨後輩の教育を企画する人
⑩ラジオのDJ...などなど
「食」をベースに色んな種類のお仕事を抱えていたりします。
この時に、病院時代に行っていた”マルチタスク”のおかげで
同時並行で色んな仕事をやっていても
そんなに大変には感じないという、メリットが有ります。
どうすれば、マルチタスク技術を習得できるのか
さて、これら同時並行で仕事をおこなう技術は最初から備わっていたわけではありません。
どちらかというと、人よりもキャパが狭いタイプなのですぐにいっぱいいっぱいになります。
では、どのようにしていったかというと「慣れ」と「試行錯誤」です。
...面白くなくてゴメンなさい笑
”慣れ”てください!!!!笑
最初は難しくても、日々こなしていくことで
「恐らく、この時間帯にこんな事態が起こるだろう」
と予測するようになります。
また、一回目うまくいかくても
「次は、こうしよう」
と試行錯誤していくことで、よりスピードアップして仕事をこなせるようになるわけです。
まとめ:まずは、1つの作業でかかる時間を覚えよう
というわけで、マルチタスクをこなせるようになる為には
まず、1つの作業がどれくらいで終了するのかを覚えて体に叩き込む。
そうすると、自然とタイムテーブルが出来上がって
同時並行の仕事もこなせるようになってきます。
最初は無理せずに、少しずつ同時並行の仕事を増やすことで
段々と感覚が慣れていくので、是非少しずつ訓練してみましょう!
そして、「マルチタスクしてる自分カッコイイ!!!」
って楽しめるようになったらコッチのもんです笑
マルチタスクを、ゲーム感覚で思いっきり楽しみましょう!
食育子@ズボラ管理栄養士
最新記事 by 食育子@ズボラ管理栄養士 (全て見る)
- 【ご報告】第一子を出産しました。 - 2023年9月18日
- 九州風のお花見弁当「かしわおにぎりと鶏天弁当」 - 2023年3月8日
- 米粉で作るバナナマフィンとレモンマフィンのレシピ【コツいらず!バター不使用】 - 2023年2月15日