独身なのに「ママ向け食育講座」をやりたかったのか
前回の記事では、ママさん向けの食育講座をレポートしましたが
私が何故、ママさん向けの食育講座で「不安を取り除く」をテーマにしたのかをお伝えしていきたいと思います。
まず、私は独身ですし子供を産んだことすらありません。
そしてプロポーズすらされたこともないですし、色んな人に「結婚する気なさそう」と言われます。
しかし、正直私にとって結婚という行事にただならぬ高いハードルがあるように感じるのです。
独身の友人たちも同じように思っている子が多いのですが、その理由がこれです
「現代日本において結婚は働く女性への負担が多すぎる」
色んなパターンがあるかと思いますが、特にわたしのような30代独身女性は
いままで仕事命でやってきていた人が多いかと思います。そこまで集中していなかったとしても
そこそこの収入を得て、独身ライフを楽しんできた方も多いかと思います。
(でも、楽しそうに見えても多少なりとも不安はありますよ)
しかし、周りで結婚して出産した方の様子を見やり聞いたりしていると
何だか、あまりにも女性側の負担が多いのでは?と感じるのです。
特に、働くママさんなんかは
「育児」「家事」「仕事」の3つを完璧にこなしているハイブリットな方も多く
段々とそれも慣れてきて、効率よくこなせるようになるのだとは思いますが
独身は思う訳です
「結婚、おっかねぇな...」と。
家族になるって大変そうって思う独身目線
それを独身者の”ワガママだな”とか”やっぱりお前は結婚に不向きな奴だ”とか言われたらそれでおしまいなのですが
特に仕事命でやってきた女性にとって、出産は今までのキャリアを捨てる覚悟が必要だったりします。
”家族になる”ということは
そういう捨てるとかいう単純なものではないことも分かっているのですが、正直今まで自分だけの世話でいっぱいいっぱいだったのが
お世話する人が一気に2倍、3倍に増えると考えるとおびえてしまうのです。
中にはきっと、いっぱい協力してくれる旦那さんもいると思いますし、そういう人を探せば良いだけなのですが。
だからこそもっとママが楽できる雰囲気を作りたい
つまり、私がママ向け講座で「不安を取り除く」をテーマにやっていきたかった理由は
独身者にとっての不安も取り除きたかったから
なのです。
他の家事とかに関しては私もよく分かりませんが
「食」に関しては、専門なのでずっと楽になる方法を知っています。
べらぼうに手を抜く方法を知っています。
なので、毎日3食頭を悩ませている「食」くらい。悩みが減ればと思って
お話させて頂きました。
子育て食で手を抜くコツ
例えば、今回の講座ではお話していませんが
「離乳食初期」で作る”おかゆペースト”なんかは
わざわざ濾して作らなくてよいのです。
(そういう離乳食用のグッズもあるようですが、動画で作り方を見てめんどくさ過ぎてゾッとしました)
「お粥」と「お湯」をハンドミキサーでががが~っとかければ洗い物も少なくなりますし
時間も短縮して作ることが出来ます。
ま、色んな方がいらっしゃるので”赤ちゃんのときくらいは手をかけたい”という意見もあるかと思いますし
そのような方は、そうすれば良いだけです。
だけど、”楽しようとしたらもっと楽になるよ”というコツを知っておけば
実行するかしないかは、選択すれば良いだけなのです。
そして、簡単に食事を作るコツを知るメリットはもう1つあります。
それは...簡単だからこそ旦那さんも手伝いやすいということです。
「こうやって、こうやるだけだから、お願い!」
って協力してもらえるようにする。
そのような繰り返しで、少しずつ「女性の負担」が減ると
”子育てって意外と楽だよ~”
という声が独身にも伝わると思うんですね。
すると独身側もイメージが
「おっかない!!」から→「なんだか楽しそう!!」
に変わるかもしれない。
少しの知恵で、生き方への先入観が消えるかもしれない。
選択肢が広がるって良いですよね。
という理由から、今回このようなテーマでお話させて頂きました!
食育子@ズボラ管理栄養士
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