「アルギニン」って一体なに?!実はエナジードリンクよりも〇〇に多く入ってるって本当?!

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アルギニン入りのエナジードリンクは疲れがとれる?!

先日、ツイッターで話題となったのがコチラのエナジードリンクに関する投稿↓

どうやら、マツキヨのエナジードリンクにはカフェインだけでなくアルギニンの量がレッドブルの2倍も入って

尚且つオロナミンCに近い味わいで飲みやすいとのことなのです。




 

そこで、まずは今回着目されました「アルギニン」について管理栄養士として説明していきたいと思います。

アルギニンとは一体なに?!

まず、アルギニンというのは「アミノ酸」の一種です。

アミノ酸というのは、タンパク質のを分解した最小単位です。

人体を構成するアミノ酸には20種類ありますので、アルギニンはそのうちの1つということなのです。

ではそのアミノ酸である「アルギニン」はどんな働きをするのでしょうか?!

アルギニンの働きとは?!

アルギニンは、成長ホルモンを促す働きがあると言われています。

なので筋トレをする方で意識的に摂取してある方もいらっしゃるかと思います。

また、この他にアルギニンは、免疫の維持に関与していたり血管を広げて血液を通りやすくする働きがあると言われています。

また、オルニチン回路の代謝に関与しているのでアンモニアの分解にも関係しています。

その為、疲労回復にはアルギニンというイメージが強いのではないかと思います。

その他にも、色んな文献によりますと

〇腫瘍の抑制効果

〇糖尿病の予防

などにも着目されているそうです。

アルギニンの含有量はどれくらい?

さて、ここでエナジードリンクにどれくらいのアルギニンが含まれているのかを見ていきたいと思います。

【レッドブル】

アルギニン含有量:1本250mlあたり「アルギニン 約300mg」

【モンスター】

アルギニン含有量:1本355mlあたり「アルギニン 約444mg」

【マツキヨのエナジードリンク EXストロング】

 

アルギニン含有量:1本250mlあたり「アルギニン 約500mg」

こうしてみると、モンスターとEXストロングのアルギニン含有量はそこまで変わらないように見えますが

価格が1本100円ぐらいとリーズナブルなことから、「この含有量でこの価格?!」と話題になったようです。

 

アルギニンを積極的に摂取すれば疲れは吹っ飛ぶの?!

さて、ここからが本題です。私自身もよく管理栄養士ということから

「エナジードリンクって飲んで良いんですか?」

とか聞かれることがあるんですね。

そして...どうしてもその日に必ずやらなければならないような仕事や作業があるのであれば

誰にだってそんな時はあるので

「たまに」使用するのであれば、うーん...いいのでは?と思うのですが

”アルギニンがこんなに含まれていて疲労回復効果があるから、毎日飲めばよい”

というのはちょっと違うのかな?と思います。

例えば...一般的な食品のアルギニン含有量なのですが、100gあたり

(七訂 日本食品標準成分表 文部科学省 より)

〇鶏むね肉皮なし100g:   アルギニン 1500mg
〇納豆100g:(約2パック分) アルギニン 940mg
〇卵100g:(約2個分) アルギニン 780mg
〇高野豆腐100g:(約5個分) アルギニン 4300mg

 

これ...納豆ご飯に卵入れるだけで、エナジードリンクの1.5倍以上のアルギニン摂取できます!

(しかも納豆は安いですしね)

他にも、鶏肉をソテーして食べたり、高野豆腐の含め煮を食べたりすれば

アルギニンは簡単に摂取することが出来ます。

そもそも「この栄養素だけ摂っておけば疲れはとれる」というのはどうなのか

そして、管理栄養士としてもう一つ言及したいのは

「この栄養素さえ摂れば良い」という考え方についてです。

確かに忙しい現代人、本当に納期に追われたりなどして”絶対に今日何としてでもやらなければならない仕事”

などは沢山あるかと思います。そんな時に”これさえ飲めば”とか”これさえ食べれば”

というようなそんな魔法のような食品や栄養素があったら非常に魅力的なのも分かります。

しかし、体内は複雑にたくさんの栄養素が関係しあって...例えばですが

Aという栄養素がもとになってそこにBという栄養素が関わることで、Cに変化してDの助けを受けてEができあがる

みたいに、一つ一つが助け合って成り立っているんですね。

だから「Aさえ摂れば完璧」ということは無いんです。

例えるなら「誰一人が欠けても成り立たない!”バトンリレー”」のようなものです。

なので、結局は”色んなものを食べましょう” ”色んな栄養素を食べましょう”という話に落ち着くのですが

忙しい中、あれもこれも食べなくちゃと考えるだけで頭がパンクすることもあると思いますので

せめて、3大栄養素「炭水化物」「脂質」「タンパク質」は意識して食べることをおススメします!

それを食べて土台がある中で「じゃあ、アルギニンとろう」とか「ビタミンCもとろう」とか

補足していく方が良いのではないかと思います♪

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福岡出身の食べることが大好きな管理栄養士。 栄養専門講師や、ラジオDJ、食育イベント、ヘルスケアケータリング、WEBサイトの編集長など 「誰でもカンタンに今日からできる食改革の方法」を伝えることが楽しくてやっている。お酒も好き。 ”話せる管理栄養士”ってハードル上げたがめちゃくちゃ噛む。

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ABOUTこの記事をかいた人

福岡出身の食べることが大好きな管理栄養士。 栄養専門講師や、ラジオDJ、食育イベント、ヘルスケアケータリング、WEBサイトの編集長など 「誰でもカンタンに今日からできる食改革の方法」を伝えることが楽しくてやっている。お酒も好き。 ”話せる管理栄養士”ってハードル上げたがめちゃくちゃ噛む。